新人看護職議員の永田町だより・3 いま,国政の場では―看護職出身の2人の国会議員による活動日記
次々に新しい役割が
清水 嘉与子
1,2
1参議院
2自由民主党
pp.184
発行日 1991年5月15日
Published Date 1991/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901820
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3月6日夕方、参議院本会議において多国籍軍への追加支援90億ドルを執行するために必要な補正予算案と関連法案が自民、公明、民社三党の賛成で可決されました。サダム・フセインの暴挙は絶対に許せない、という点では誰もが一致しているのに、我が国の対応はどうしてこうも遅れるのでしょうか。幸い湾岸戦争も終結しました。人間の英知が一部とはいえ地球を壊滅状態にし、またその復興に人間の英知と大変なエネルギーを必要としていることは愚かなことですが、平和は唱えていただけでは手に入らないということでしょう。戦後復興のためにさらに経済的、技術的、また人的援助が求められましょうが、今度は素早く、気持ち良く対応したいものです.何にしても我が国が国連中心主義で国際社会に貢献するためには、国連安令保障理事会のメンバー国として発言できる地位に就かなければダメだとつくづく感じます.
さて、平成3年1月は私にとって、にわかに責任の重い役割が降ってわいた月になりました。まず自民党の婦人局長に、ついで参議院社会労働委員会・育児休業制度検討小委員会小委員長に、さらに南野知恵子後援会、長に就任、といった具合です。
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