連載 院内研究 手とり足とりはじめの一歩・6
質的データの分析の仕方
祖父江 育子
1
1京都大学医療技術短期大学部看護学科
pp.480-487
発行日 1998年6月10日
Published Date 1998/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900840
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分析段階では,どのように数をまとめるか,どのように数と数を比べて関係をみていくかが課題になります.この課題についての知識や技術を提供するのが統計学で,集めた数を意味のある情報に整理し,活用するために使われます.統計学では,分析するデータの尺度水準がとても大切です.尺度水準によって統計手法が異なりますので,今回は名義尺度と順序尺度について説明します.
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