特集 事務部門と組む
事務部門との交渉を助けるもの―看護部長になって知るデータの力
神田 章代
1
1兵庫県立塚口病院看護部
pp.257-260
発行日 1998年4月10日
Published Date 1998/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900802
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はじめに
私が看護部長の職について5年になる.この間県の人事異動により所属が3回変わった.同じ県立病院でも専門病院,総合病院などの違いがあるが,所が変われば,また人が変われば書類の処理の仕方も変わることがある.婦長や看護部次長の職にあった時に比べると,器械の購入,人事の問題,教育予算の確保,職員の事故後の対応など,関連部門,特に事務部門との折衝の機会が多くなった.
自分では,子どもの頃から人前で話すことが苦手であり,どちらかというと人との関係づくりは下手だと思っている.しかし,それが期待される役割にある以上,苦手では済まされない.
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