特集 効果的な院内研究
座談会 院内研究の現状を斬る
数間 恵子
1
,
金井 和子
2
,
菊地 登喜子
3
1看護研究開発センター
2千葉大学看護学部附属看護実践研究指導センター
3東北公済病院看護部
pp.64-72
発行日 1993年3月15日
Published Date 1993/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900153
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院内研究の問題点
数間 金井先生はいろんな施設にお出向きになると思うんですが,院内研究の現状をどのように分析しておられますか.
金井 まず院内研究の内容の善し悪しは別として,みんなが一所懸命にとても真面目に取り組んでいるんですね.ただ惜しいと思うのは,まだ勉強をすることと,研究をすることとの差をあんまり感じていらっしゃらない.ともかくも一所懸命に何かを勉強すれば,それを「研究した」というふうに錯覚しているのではないかと思います.
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