連載 看護管理 ときにはバーディー ほぼパー・6
課題をストーリーで語れますか?
坂本 すが
1
1東京医療保健大学
pp.544-547
発行日 2023年6月10日
Published Date 2023/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202417
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バーディーを取ったけれど……
連載のタイトルからお分かりいただけるように,私はゴルフが好きです。先日のラウンドでバーディー(規定打数より1打少ない打数でそのホールを終える)を取りました。その際,プロと一緒に回っていたのですが,プロはバーディーとならず,アマチュアである私がバーディーを取ったため,周りは「すごいね」と盛り上がりました。当の私は,「やった!」とうれしさが込み上げてくるというよりは,「バーディーだ……」と茫然としていました。周りから褒められても,私は「いやいや,今回はまぐれ」と返してしまいました。
バーディーを取ったにもかかわらず,なぜその感動が自分の心に湧き上がってこないのか? せっかく褒められているのに,なぜ否定してしまうのか?
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