連載 ラーニング・エイド 大学院ドタバタ留学記 in NY・27【最終回】
進め看護師,今日も明日もドタバタと
寺本 美欧
1
1圏央所沢病院看護部
pp.1116
発行日 2021年12月10日
Published Date 2021/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686202038
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2019年10月号,「飛んで看護師,アメリカへ渡る」から始まって2年。初めての一人暮らし,新しい出会い,はっとさせられるような驚きと発見の日々,予想もできなかったハプニングの連続など,めまぐるしくドタバタと駆け抜けた2年の旅も,ついに終着点を迎える。
渡米前の私は,2年後の自分をどのように思い描いていただろうか。連載の第1回には,「日本の臨床現場で痛感した現場教育に対する違和感を解決したい」「これを学ぶためにはアメリカに行くしかない」と記していた。自分の苦い経験からくる悔しさをバネに,やっと掴んだ渡米の切符を手に,無敵状態エンジン全開でメラメラと赤い炎が立ち上がっていた。留学に行けばきっと何かを変えられる,その情熱が私を突き動かしていた。
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