特集 心理的安全性 個々の強みを生かし,変化への適応力が高いチームをつくる
扉
pp.366-367
発行日 2021年5月10日
Published Date 2021/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201847
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COVID-19の感染拡大を受け,医療組織や教育機関では,先の見えない状況下で臨機応変な対応が求められています。
組織が変化への適応力を高めるためには,日常業務の中で気づいたことや疑問に思ったことなどについて,誰もが恐れることなく率直に発言できる「心理的に安全な環境」をチームや組織に生み出す必要があります。今後のリーダー/マネジャーの役割の1つと言えるでしょう。
本特集では,医療の質,組織の学習行動,パフォーマンスや創造性の質向上への効果が期待される「心理的安全性」について概念を整理します。また,自組織内における心理的安全性の存在を認識し,よりパフォーマンスを高められる組織づくりのために,病院や看護管理者の実践事例およびインタビューを通じて,解説・紹介します。
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