特集 危機のマネジメント 新型コロナウイルス感染拡大第1波への各組織の対応
—【座談会】—感染症病棟を開設したがん専門病院の対応と葛藤—国立がん研究センター中央病院の取り組み
大柴 福子
1
,
關本 翌子
1
,
森 文子
1
,
木村 麻紀
1
,
中濱 洋子
1
1国立がん研究センター中央病院看護部
pp.804-811
発行日 2020年9月10日
Published Date 2020/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201668
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国立がん研究センター中央病院では,新型コロナウイルス感染症の患者が拡大する中で東京都からの要請を受け,4月に専用病床を開設し中等症の患者の入院を受け入れた。受け入れに当たっては複数のワーキンググループを立ち上げ,職種を超えた協力体制の下で役割を果たしたが,がん診療を継続しつつの感染症対応にはさまざまな葛藤もあった。取り組みの核となった看護部長および4名の副看護部長に,4月から6月までの状況を振り返っていただいた。
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