特集 危機のマネジメント 新型コロナウイルス感染拡大第1波への各組織の対応
—【座談会】—COVID-19重症患者の受け入れとマネジメント—聖マリアンナ医科大学病院の取り組み
本舘 教子
1
,
三田 由美子
2,3
,
熊木 孝代
4
,
山下 将志
4
,
津田 泰伸
4
1聖マリアンナ医科大学病院
2聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院看護部
3前・聖マリアンナ医科大学病院感染制御部
4聖マリアンナ医科大学病院看護部救命救急センター
pp.796-803
発行日 2020年9月10日
Published Date 2020/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201667
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聖マリアンナ医科大学病院では,クルーズ船内で発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の受け入れを皮切りに,現在も継続して東京都内や神奈川県内の重症患者の入院に対応している。確かな治療法やケアが不明な中,病院を挙げたチーム医療で対応を続けてきた。
三次救急施設およびDMAT指定病院であり,もともと緊急事態への対応力が備わっていた同院。また,認定看護師や専門看護師が最も多く所属する施設の1つであり,今回の対応においても看護部門の高い専門性と柔軟な機動力が発揮された。
本座談会では,これまでの経験と,各場面での看護管理者のマネジメントを振り返っていただいた。
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