特集 一般病棟における身体拘束をしない看護の実現 入院患者552名の実態調査と質の高いケア事例から考える
—【実践報告】聖隷三方原病院の取り組み—病棟管理者としての身体拘束ゼロの実現—病棟風土の変革プロセスとスタッフ育成の実際
佐藤 晶子
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1聖隷三方原病院看護部
pp.524-528
発行日 2020年6月10日
Published Date 2020/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201600
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老人看護専門看護師である筆者は,新任の看護師長として,病棟スタッフと共に身体拘束最小化に取り組み,2年3か月後に身体拘束ゼロを達成した。取り組みに際しては,推進のために3つの目標を立案。その実行に向けて,自ら倫理的実践者のロールモデルを担うとともに,スタッフ教育や推進者の育成,医師との協働など多面的な働きかけを行った。本稿では,このプロセスを紹介する。併せて,看護管理者に専門看護師の活用について提案する。
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