連載 明日を変えるコーチング・5
問題を個人ではなく,人や環境などとの相互作用で捉える—「新しく来た主任と,もともといた主任の関係がうまくいっていないんです」
勝原 裕美子
1
,
山之上 雄一
2
1オフィスKATSUHARA
2ヒーローズサポート
pp.478-482
発行日 2020年5月10日
Published Date 2020/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201586
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コーチングは,「対話によって相手の自己実現や目標達成を手助けする」ことで,身につければ看護管理者にとっても,さまざまな場面で活用できます。
本連載では,組織の問題やマネジメントの問題,倫理的な問題,キャリアの問題など看護管理者の現場での悩みを取り上げ,アドラー心理学のエッセンスを取り入れながら,現場で活きるコーチングの実践をリアルに伝えていきます。
第5回は,2人の主任の関係がうまくいっていない状況に悩む看護師長の相談から,問題を整理し,自分自身の感情を感じきるように促す関わり方や,問題を個人ではなく“システム”(相互作用)で捉える考え方を紹介します。
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