実践報告
地域包括ケア病棟運営における多職種連携—クローバーホスピタルの取り組み
長谷川 よし子
1
,
宮腰 美月子
1
,
浅川 陽子
1
1医療法人篠原湘南クリニック クローバーホスピタル
pp.464-466
発行日 2020年5月10日
Published Date 2020/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201582
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はじめに
クローバーホスピタル(以下,当院:表)は,回復期,慢性期に位置する170床の在宅療養支援病院である。設置主体である法人の歴史は,有床診療所から始まり,神奈川県藤沢市南部の地域医療活動に関わって30年が経ち,病院は開設して16年目になる。
法人の基本理念は,「地域に密着した,地域から求められる医療,看護,介護のニーズに応え提供すること」である。この30年の間,その理念は一貫しており,地域のニーズと国の施策等を鑑みて,都度,必要な施設を造り,現在に至っている。
当院は,2015年に地域包括ケア病棟を開設し,地域包括ケア病棟を安定的に運営するために,多職種が連携しそれぞれの役割を果たすことを目指して模索しながら運営に取り組んできた。ここにその経過を報告する。
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