特集 今こそ再考したい事業継続計画(BCP) 地域医療とスタッフをどう護る?
—【実践報告】聖路加国際病院の取り組み—多職種による実効性の高い事業継続計画(BCP)策定と危機に強い組織文化を醸成する取り組み
石川 真理子
1
,
羽場 裕
1
,
佐藤 拓
1
1学校法人聖路加国際大学 聖路加国際病院総務部総務課
pp.426-433
発行日 2020年5月10日
Published Date 2020/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201577
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聖路加国際病院は,1995年3月に発生した地下鉄サリン事件において,当時院長だった日野原重明氏の陣頭指揮のもと,640名の傷病者を受け入れた経験を持つ。この経験のもと,その後も先駆的に災害・危機管理対策を進めてきた。
本稿では,同院の多職種連携による実行性の高い事業継続計画(BCP)策定の実際と,平時から危機に強い組織文化を醸成する取り組みを紹介する。
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