連載 キャリア形成に悩むあなたのためのリレーエッセイ わたしの師長時代・13
スタッフは自分の理想の看護を実現する同志
別府 千恵
1
1北里大学病院 看護部
pp.427
発行日 2018年5月10日
Published Date 2018/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200975
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私は,管理者になってから看護単位(病棟など)の責任者を経験してはいない。
私はキャリアのほとんどを集中治療室(ICU)で過ごしてきた。ICUの看護は生命の予備能力の非常に少ない患者を看ることである。負荷を最小限に抑えてこの時期を無事に切り抜けることは,患者の生命予後や社会的予後に大きな影響を与える。ナースの果たす役割は大きく,何のために自分(ナース)がいるのかと考える癖が付いたと思う。
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