連載 看護の可視化 量と質の両面から適切な評価を考える・5
「患者の安全を守る看護」の可視化・4—看護師の配置管理
秋山 智弥
1,2
1日本看護協会
2岩手医科大学看護学部
pp.418-421
発行日 2018年5月10日
Published Date 2018/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200973
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本連載では,看護管理者として私自身が取り組んできた「看護の可視化」の実際について,事例と解説を通してひとつずつ紹介していきたいと思います。
第4回では,患者の安全を担保し,質の高い看護サービスを提供するために,緊急入院の振り分けを“ベッドの空き具合”ではなく“看護師の手の空き具合”で決めることの重要性を解説するとともに,“看護師の手の空き具合”を評価する指標として「看護師充足率」の算定方法を紹介しました。
第5回からは,この「看護師充足率」という指標をどのようにモニタリングし,実際の病床管理や看護師配置にどのように活用していくのかについて考えます。
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