特集 人生100年時代のキャリアデザイン 一個人としての「わたし」のキャリアを創造する
【対談】これからの働きかた「パラレルキャリア」—「ひとつの組織だけの学び」では変化に対応できない時代に
石山 恒貴
1
,
保田 江美
2
1法政大学大学院政策創造研究科
2国際医療福祉大学成田看護学部
pp.16-22
発行日 2018年1月10日
Published Date 2018/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200869
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国は人生100年時代構想会議を発足し,いつでも学び直すことができ,誰もがいくつになっても新たな活躍の機会に挑戦できる環境を整備するとしている。人生100年時代を展望し,これまでのキャリアの棚卸しや新たな学びを模索している読者も少なくないのではないか。
石山恒貴氏は,これからの働きかた,新たなキャリア開発,成人学習などの方法論として,本業以外の場に越境し社会活動などを通じて新たな学びを得る「パラレルキャリア」を提唱している。「ひとつの組織だけの学び」では変化に対応できない時代に,外での学びは本業にも活かせるだろう。
本対談では,看護部組織における職場学習やリーダーシップについて多角的に研究してきた保田江美氏が,パラレルキャリアの概念や多様な可能性について,石山氏に聞いた。
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