連載 やすらぎとひらめきの場づくり マインドフルネスとファシリテーション・6
美しい時間—自分をふりかえり,お互いのありのままを聴き合えるとき
中野 民夫
1
1東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院
pp.80-83
発行日 2017年1月10日
Published Date 2017/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200630
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少人数グループの話し合いで
講座やワークショップをたくさんやっていると,参加者同士が4人ぐらいの少人数グループで話し合っているときに,その場の全体にとても「美しい時間」が流れている,と強く感じることがある。
先日の金沢での大学教職員向けのファシリテーション講座のときにも,そんな貴重な瞬間があった。ワークショップのファシリテーターを一緒に務めた三田地真実さんのリードで,いつも「教える」人の側に立っている教員が,一度「学ぶ」人の立場に戻ってみようと,「学びのライフヒストリー曼荼羅」というワークを行った。
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