特集 現場改善のための「業務量調査」
—【実践報告】杏林大学医学部付属病院の取り組み—外来看護師配置体制の変更前後における看護師業務の変化
高崎 由佳理
1
1杏林大学医学部付属病院 看護部
pp.974-979
発行日 2016年11月10日
Published Date 2016/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200572
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杏林大学医学部付属病院では,外来看護師配置に診療科ごとの固定配置を採用していたが,診療科ごとの独自の業務や経験に限られることで,外来看護の質や診療科を越えたコミュニケーションに課題を抱えていた。そこで,同院では診療科ごとの外来看護師の業務量を可視化し,複数診療科を1単位とした配置を構築することで,外来看護の質向上や労働環境改善を実現した。本稿ではその業務改善プロセスを紹介する。
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