特集 現場改善のための「業務量調査」
扉
pp.957
発行日 2016年11月10日
Published Date 2016/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200569
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医療の複雑化・高度化,在院日数の短縮,超少子高齢化などさまざまな要因により,臨床現場の多忙さに拍車が掛かっています。そのような状況下において,業務改善や職場の活性化,経営陣との交渉材料となるデータを得ることなどの目的で,業務量調査を行う施設は少なくありません。
しかし,看護業務の分析は大変奥が深く,業務量調査以外にも多くの分析手法が存在する上,臨床現場の限られたマンパワーで業務量調査を実施して網羅的にデータを収集することは容易ではありません。そこで本特集では,業務量調査の特徴をつかみ,自施設で発生している問題にしぼった調査目的を設定し,現場改善につながる調査を行う方法を考察します。
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