特集 地域で暮らすがん患者への包括的支援 病期の進展を見据え,移行期を支える体制づくり
地域包括ケア時代の緩和ケアネットワーク体制の整備—がん患者が安心して自宅で過ごせるように
坂下 美彦
1,2
1千葉県がんセンター 緩和医療科
2千葉県がんセンター 緩和ケアセンター
pp.130-135
発行日 2016年2月10日
Published Date 2016/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200388
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「地域包括ケア時代の緩和ケア」においては,地域内の医療・介護・福祉のリソースの状況を踏まえ,地域全体の連携体制を考える必要がある。坂下氏が千葉県がんセンターを中心に実践を重ねてきた「地域における在宅緩和ケアネットワーク構築」の成果を踏まえ,病院と在宅の連携による,在宅療養中のがん患者に対する包括的支援のあり方について述べていただき,“地域包括的支援”を実現するための方法論を学ぶ。
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