特集 看護師長のための 実践!「データマネジメント」
病院経営にデータを活かす—看護部門のKPI設定と質評価指標としての活用
石井 富美
1,2
1よどきり医療と介護のまちづくり株式会社
2淀川キリスト教病院事業統括本部企画部
pp.976-981
発行日 2015年11月10日
Published Date 2015/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200313
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病院経営においては,データに基づくシミュレーションやマーケティングなどの情報を基に意思決定を行っていくことが求められている。そこで有用なのが,組織の目的達成の度合いを評価する主要業績評価指標(Key Performance Indicator:KPI)の設定と,そのための院内データの活用である。そこで,KPIとなり得る「平均在院日数」や「重症度,医療・看護必要度」などの各種データの意味や価値を知るための視点,事業計画における目標値設定の留意点などについて,法人本部で経営を統括する立場から解説していただき,診療と経営の「質」向上のためのデータ活用の在り方を考える。
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