特集1 地域包括的視点を重視した看護マネジメント“実践編” お互いの強みを活かし,最後まで安心して暮らせる地域をつくるための知識と実践
中規模ケアミックス病院が展開する「生活支援型医療」—組織体制の構築とスタッフ育成
出口 まり子
1
,
大西 真奈美
1
,
池田 玲子
2
1医療法人社団和楽仁 芳珠記念病院 看護局
2医療法人社団和楽仁 芳珠記念病院 安心窓口センター統括室/入退院調整室
pp.768-773
発行日 2015年9月10日
Published Date 2015/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200266
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芳珠記念病院は急性期から慢性期までの機能を持つ320床のケアミックス病院。2014年9月にはいち早く地域包括ケア病棟を立ち上げ,多職種チーム医療に基づき柔軟な運用を行っている。地域包括ケア時代において中規模多機能型病院が果たす多様な受け皿機能には全国的に注目が集まっているが,同院の取り組みは1つの好事例と言える。本稿では,同院の生活支援型医療を支える組織づくりやスタッフ教育を中心に取り組みを紹介する。
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