特集1 地域包括的視点を重視した看護マネジメント“実践編” お互いの強みを活かし,最後まで安心して暮らせる地域をつくるための知識と実践
2つの病棟機能から地域の高齢者医療を支える—地域包括ケア病棟と高齢者急性期ケア病棟の開設
大下 美智代
1
1済生会八幡総合病院 看護部
pp.764-767
発行日 2015年9月10日
Published Date 2015/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200265
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北九州市における基幹病院の1つである済生会八幡総合病院では,2014年の地域包括ケア病棟新設を契機に,「地域包括ケア病棟」および「高齢者急性期ケア病棟」と2つの機能の異なる高齢者向け病棟を開設した。同院では現在経営改革にも取り組んでいるが,2つの新設病棟への地域からのニーズは高く,経営にも貢献している。本稿では制度や地域の人口動態の変化の分析を基盤に,時宜に応じて地域のニーズに対応する病院機能の提供について考察する。
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