特集 新任看護師長必読! 実践チーム・ビルディング スタッフとともに,成長し続ける病棟・組織をつくる
【インタビュー】ノンテクニカルスキルが「患者中心の医療」の質を高める
石塚 孝子
1
1筑波大学附属病院看護部
pp.326-327
発行日 2015年4月10日
Published Date 2015/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200165
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最終目標は共通でも,生じる摩擦
「患者中心の医療」の実現は医療者共通の最終目標ですが,同じ患者さんを見ていても,医師は治療を,看護師は療養生活の支援や退院後の生活支援に焦点を当てたケアを考える,というように,日々の臨床現場では職種ごとの価値観の違いが,時に摩擦を生じさせます。
筑波大学附属病院(以下,当院)はもともと職種間の垣根が低く,チーム医療が活発な組織ですが,そのような当院においても,多職種対象の研修に参加すると職種による捉え方の違いがあることを感じます。より円滑に多職種がコミュニケーションを行い,さらなる効果的なチーム医療を展開することが課題になっています。
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