特集 職場適応に困難を抱えるスタッフへの支援 “こぼれ落ちない”人材育成を目指して
扉
pp.927
発行日 2014年10月10日
Published Date 2014/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200010
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近年,職場適応に困難を抱える若手スタッフが増加している。この背景には,臨床現場の高度急性期化などさまざまな要因がある。
看護師の人材確保が困難をきわめる中,1人でも多くのスタッフが職場から,看護現場から“こぼれ落ちない”よう,適性を見きわめながら,より個別性に配慮したきめ細やかな人材育成策の計画・実施が求められている。同時に,看護管理者には周りのスタッフへの配慮や全体適正を保つようなマネジメントも求められている。
本特集では,“difficult learner(特別な対応を必要とする学習者)”が増加している看護現場の実情を読者と共有するとともに,対象者自身および対象者への教育に携わる周囲のスタッフへの具体的支援策を提示する。
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