特集 あなたの病院はどうしますか? 2014年診療報酬改定が迫る「病床機能選択」「早期在宅復帰」のインパクト
【京都民医連中央病院の取り組み】「患者の生活を支える視点」を重視した病棟・地域再編―在宅との連携を基盤に,質の高い在宅復帰支援を目指す
寺前 八重
1
,
若林 美香代
1
,
甲田 由美子
2
,
長谷川 美智子
1
1公益社団法人京都保健会 京都民医連中央病院 看護部
2公益社団法人京都保健会 京都民医連中央病院 地域医療連携室
pp.756-762
発行日 2014年8月10日
Published Date 2014/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103158
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京都民医連中央病院は京都市北西部に位置するケアミックス型の施設。地域内に数少ない回復期リハビリテーション病棟や同一法人内に診療所や訪問看護ステーションを擁し,以前から退院支援に積極的に取り組むなど,地域包括ケア体制の拠点を担う機能を備えている。本稿では,同院の強みを活かした今回の診療報酬改定への対応策検討のプロセスと,「患者の生活を支える視点」を重視した病棟・地域再編に向けた具体的取り組みを述べる。
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