連載 看護事故の舞台裏・4
タオルケットに隠れたパルスオキシメーター
長野 展久
1
1東京海上日動メディカルサービス医療本部
pp.402-405
発行日 2014年4月10日
Published Date 2014/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103061
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どこの病院でもすっかりお馴染みとなったパルスオキシメーターは,患者さんの容態を診る上でとても頼りになる医療機器です。指先に付けた小さな装置で酸素飽和度(SpO2)を簡単に数値化できるのですから,乳幼児から高齢者まで,あらゆる患者さんの呼吸状態をリアルタイムでモニターすることができます。
連載4回目は,せっかく準備したパルスオキシメーターを十分に使いこなすことができずに患者さんの容態が急変し,その時の看護処置をめぐって裁判に発展した看護事故を取り上げて,その舞台裏を追跡することにします。
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