特別記事
愛媛大学医学部附属病院総合診療サポートセンターの体制づくりと運用の実際―患者を地域生活から切り離さない支援をめざして
田渕 典子
1
1愛媛大学医学部附属病院
pp.1024-1030
発行日 2013年11月10日
Published Date 2013/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102933
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これまで患者情報の収集は入院後にスタートすることが多かった。しかし,平均在院日数が短縮するなかで,必要な患者情報を入院前から収集・整理して病棟につなげることは,急性期病院にとって急務であろう。こうしたなか,愛媛大病院では,生活者である患者を地域生活から切り離さない支援をめざし,多職種,多くのリソースナースらが協働する総合診療サポートセンターを発足,入院前から退院後まで切れ目のない療養支援を実現している。本稿では,そのコンセプトや業務の流れ,人員配置について詳述する。
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