巻頭インタビュー
社会との対話から,組織の価値を再構成する―資生堂創業140周年「未来椿プロジェクト」に学ぶ
臼井 文
1
,
吉岡 牧子
2
,
北浦 暁子
3,4
1株式会社資生堂 宣伝制作部コミュニケーション企画室
2株式会社資生堂 国際事業部国際事業企画部
3NKN
4西武文理大学看護学部
pp.899-905
発行日 2013年10月10日
Published Date 2013/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102904
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病院内において最大の組織である看護部門は,日々,組織倫理にもとづいたマネジメントを行ない,院内のケアのみならず,地域医療の質向上や住民の健康増進に寄与することが求められています。病院組織もさまざまなステイクホルダーと対話を行ない,そのニーズに応え続ける必要があるでしょう。
そのような観点から,積極的に「企業の社会的責任(corporate social responsibility:CSR)」を果たしている企業のマネジメント手法や取り組みに学ぶものは大きいと考えます。
そこで本号では,創業140周年を記念した社会貢献事業「未来椿プロジェクト」に取り組んだ資生堂の臼井文氏と吉岡牧子氏に,北浦暁子氏が,その理念や進め方についてお話をうかがいました。
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