特集 有害事象をめぐる組織としての対応
医療事故対応
有害事象における被害の拡大防止活動―救命率など,基礎データを把握した患者の生命・身体の保護
村田 真穂
1,2
,
楠 信也
1
,
川嶋 隆久
3
,
古森 孝英
2
,
前川 信博
4
1神戸大学医学部附属病院 医療の質・安全管理部
2神戸大学医学部附属病院 歯科口腔外科
3神戸大学医学部附属病院 救命救急科
4神戸大学医学部附属病院 麻酔科
pp.91-96
発行日 2013年2月10日
Published Date 2013/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102687
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院内において有害事象が発生した場合,病院全体で応急処置にあたり,患者の被害を最小限にとどめなければならない。今回,直ちに行なうべき応急処置と,日頃から準備しておく必要のある院内の安全対策について,近年普及しつつある急変迅速対応システムも含め,医療安全管理者の立場から神戸大学医学部附属病院の取り組みを中心に紹介する。
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