特集 助産師出向システム 地域・施設間偏在の是正とキャリア形成
研修として定期的に行なわれている出向
―受け入れ側の実際―それぞれの強みを活かしながら継続した教育を
山本 恵美子
1
,
伊藤 雄二
1
1公益社団法人地域医療振興協会 西吾妻福祉病院
pp.1150-1151
発行日 2012年12月10日
Published Date 2012/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102642
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西吾妻福祉病院は,開設当初から助産師確保が難しく,自治医科大学附属病院との間で協定を結び,助産師出向システムを導入し運用してきた。混合病棟であるため,他科の看護業務も担当するなど課題も残るが,大学病院ではあまり経験できない,正常分娩介助を行なえ,助産師としてのアセスメント能力向上が図れるなど,双方にとってメリットがある。人材確保と地域の産科医療に貢献する取り組みの実際を紹介する。
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