特集 患者安全と医療の質改善は“医療の根幹” JCI受審の決断から組織が変化するまでのプロセス―NTT東日本関東病院のチャレンジ
JCI受審5日間の実際―審査員は厳しい評価者であり,教育者であった
高橋 恵子
1
1NTT東日本関東病院
pp.1067-1073
発行日 2011年11月10日
Published Date 2011/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686102253
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筆者は,今回JCI認証を取得するにあたり,病院内で発足したJCI委員会,JCIコアグループ会議のメンバー,そして看護部JCIワーキンググループのリーダとして,また,2003(平成15)年より発足した国際化推進ワーキンググループのメンバーであり,5日間の審査にサポートチームのコーディネータとしての役割を担った。ここでは,審査員からの質問・要求・提案について記述し,コーディネータとして行なったこと,および審査員がどのような視点をもって審査を行なったかを検証する。
なお,本稿では,看護部門のJCI審査のすべてではなく,主にトレース視察審査について述べる。
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