特集1 社会からのニーズに応える看護管理の役割を再考する
あしたのマネジメントをデザインする
[総論]社会的共通資本としての看護の役割と責務―これからの看護管理者に望むこと
井部 俊子
1
1聖路加看護大学
pp.10-11
発行日 2011年1月10日
Published Date 2011/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101919
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少子高齢社会を迎えるわが国では,これまでになく看護への期待とニーズが高まっています。高齢社会は,そのまま来るべき多死時代へとつながっています。看護への期待とニーズという視点から考えると,看護の機能のひとつでもある安らかな死への援助がますます必要とされます。
少子高齢社会の共通の財産として,「看護」をどのように構築し提供すべきか。「社会的共通資本としての看護」としてわれわれが考えていることを提案し議論したいと思います。
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