増刊号特集II “チーム医療”と特定看護師(仮称)のゆくえ
[インタビュー]特定看護師(仮称)に望むこと,期待すること
松月 みどり
1
,
中山 法子
2,3
1田附興風会医学研究所北野病院看護部
2田附興風会医学研究所北野病院看護管理室
3国際医療福祉大学大学院修士課程保健医療学専攻ナースプラクティショナー養成分野
pp.718-723
発行日 2010年7月26日
Published Date 2010/7/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101806
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特定看護師(仮称)に求める能力
――侵襲性の高い特定の医行為が認められる特定看護師(仮称)に関する議論が進んでいます。特定看護師(仮称)にどのようなことを期待していますか。
松月 いまいくつかの大学院で行なわれているナースプラクティショナー(以下,NP)養成コースの教育は,2年という限られた期間のなかで,実践に特化されたものとなっています。しかし,これからの看護,医療全体のことを考えると,実践に特化して活動するだけでなく,それをいろいろなかたちで言語化して表現し,伝えていくことがとても大切になってくると思います。
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