増刊号特集I 2010年度診療報酬改定から何を読みとるか
扉
pp.653
発行日 2010年7月26日
Published Date 2010/7/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101797
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自民党から民主党への政権交代という,かつてない事態を背景に行なわれた2010年度診療報酬改定。2年に1度の改定をめぐって,今回もまた数ある「プレイヤー」がそれぞれの立場で利害を戦わせ,あるいは役割を果たすために力をつくした。
改定直後はともすれば改定結果の個別項目という,いわば「木」に目を奪われがちな日々を送ったものの,改定後数か月を経て,改定の全体像,すなわち「森」に目を向け,さらに「森」の「地下水流」の音(ゆくえ)にも耳を澄ます必要性が改めて感じられる。まず,診療報酬の基本的なしくみを知ることで,「森」の探索の足ならしをしてみてはどうだろう。
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