特集 よりよい現任教育システムの構築をめざして
[取材]―三井記念病院の新人看護職員研修―ポートフォリオで一年間の成長を可視化する試み
pp.308-309
発行日 2010年4月10日
Published Date 2010/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101715
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保健師助産師看護師法などの一部改正により努力義務化された新人看護職員研修。先ごろ発表された厚生労働省による新人看護職員研修ガイドラインでは,研修評価の項目に新人の成長記録や他者へ経験を伝えるツールとして「研修手帳(研修ファイル)の活用」が明記され,そのなかには「ポートフォリオやパーソナルファイルと呼ばれる研修手帳の利用が効果的」という一文が記されている。
そこで2007(平成19)年より新人看護職員研修にポートフォリオを導入し,成果を挙げている三井記念病院(東京都千代田区)の年度末研修を取材した。入職してほぼ1年が経過した新人看護職員たちはどのような表情をみせてくれたのか。その一端をレポートする。
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