特集 病院増改築の実例
狭いスペースにいかに高機能を盛り込むか—三井記念病院
百瀬 達也
1,2
1三井記念病院呼吸器センター内科
2三井記念病院新築・増築準備委員会
pp.127-130
発行日 1981年2月1日
Published Date 1981/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541207380
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三井記念病院の増築は,今から10年前に建設された第1期新築工事に続く第2期新築工事として,昭和53年7月着工し,昭和55年4月に完成したものである.
建設地は,明治39年に三井慈善病院として発足したこの病院の発祥の地である.すなわち東京の千代田区神田和泉町に,昭和45年第1期工事で地上13階,地下1階,延べ21,284m2の2棟構成パビリオンタイプの総合病院を建設し,当時は東洋一の高層病院建築と評されたものである.
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