書評
『看護管理者のための医療経営学』
服部 満生子
1
1河北総合病院
pp.1189
発行日 2009年12月10日
Published Date 2009/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101647
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転換期に求められる看護管理者の役割
日本の医療は,大きな転換期を迎えている。そうした転換期で浮かび上がる問題は何か,果たして医療はどこへ向かうのか?
著者は「はじめに」で,主たる読者に現職の看護管理者を想定した,と述べている。そうした視点から書かれた本書は,看護管理者にとって,医療経営の問題となるエビデンスから看護職の果たすべき役割まで,身近なものとして捉えることができる。また,本書に書かれている看護職に課せられた重要な役割に改めて身が引き締まる思いもする。
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