特集 職員を守り,安心・安全の医療を守るための院内暴力対策
扉
pp.487
発行日 2009年7月10日
Published Date 2009/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101491
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医療機関での暴言・暴力の問題は,医療安全への関心の高まりとともに,昨今では当然のこととして対応がなされるようになってきた。各団体からガイドラインが出され,施設によってマニュアルも整備されるようになってきている。
しかし,実際には,マニュアルをつくっても機能していなかったり,個々の問題に対応する医療提供側の体制が形ばかりで十分な問題解決につながらなかったりと,実効面ではまだまだ課題を残しているところが少なくないのではないか。
そこで,今回,現在の情況において,「なぜ起きるのか」から「どのように考え行動するか」について,また医療の質・安全と労働安全のこれからについて議論し,各施設が明日から行動を始めるヒントを探りたい。
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