特別記事
「看護師が病院を変える」―聖隷浜松病院を取材して
浅井 文和
1
1朝日新聞東京本社
pp.1098-1100
発行日 2008年12月10日
Published Date 2008/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101374
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はじめに
朝日新聞の朝刊3面に,今年7月15日から「看護師が病院を変える」という連載記事が計9回載った。看護師がどんな働きをしているのか,広く知ってもらいたいというねらいだった。聖隷浜松病院(静岡県浜松市)で,緩和ケア,感染管理,退院調整など,看護師が活躍しているさまざまな仕事を紹介していった。1回700字足らずの短い記事だが,エピソードを交えながら,親しみやすい記事を心がけて書き進めた。
幸い,読者からの反響も好評で,「看護師のいきいきとした姿が好印象」「知られていない活動をわかりやすく書いてくれた」などの感想が寄せられた。「今までは医師の補助的役割の印象だったが,看護のプロとして,なくてはならない存在と感じた」という意見もあり,現代の看護師像を伝えることができたと思う。
取材の結果は記事を読んでいただくとして,取材の経緯と感想を紹介したい。
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