特集 地域医療を守る「10対1」病院は何をめざすか
扉
pp.829
発行日 2008年9月10日
Published Date 2008/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101302
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
今年度の診療報酬改定では10対1入院基本料の点数が一律に引き上げとなった。地域の急性期医療を担う病院への評価ともとれ,対象病院からは概ね歓迎の声があがったが,各病院が将来めざしている方向性はさまざまだと思われる。
そこで本特集では,10対1入院基本料を算定している病院の看護管理者に,地域における自施設の役割とそれを果たすための看護管理上の工夫,診療報酬改定の影響,看護体制変更も含めた今後の方針などについて報告してもらった。急性期を主体に地域住民のニーズに応えてきた病院が,将来を構想しこれからとるべき戦略を考えるうえでの課題を共有したい。
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.