特集 ケーススタディ 看護管理者が問題解決能力を発揮するとき
2つの救命救急センターの一体化を目指して―看護師長2人体制から1人体制へ―看護師長の立場から,何を問題として捉え,どう変えていったのか
奥田 悦子
1
1武蔵野赤十字病院救命救急センター
pp.369-370
発行日 2004年5月10日
Published Date 2004/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100722
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筆者は,平成14年度から救命救急センターのICU,HCU,救急外来および放射線・内視鏡センターの4看護単位を担当する看護師長となった。また,救命救急センターでの勤務経験はそれまで全くなく,新たな気持ちで挑戦する毎日である。
外来は,1次から3次までの併設型救急外来で,1日平均外来数106人,救急車搬送台数22台,うち3次救急患者は3人である。入院ベッドはICU8床,HCU22床の合計30床である。また,緊急診断治療の利用が多いことから,放射線・内視鏡センターも担当している。看護師は70名,補助者10名の計80名のスタッフを統括し,看護サービスを提供している。
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