連載 やじうま宮子の看護管理な日々――看護師長でいこう!・13
言葉にしなければ伝わらない
宮子 あずさ
1
1東京厚生年金病院
pp.360-361
発行日 2007年4月10日
Published Date 2007/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100633
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面談の変化
今年1月後半から,夜勤明けのスタッフと年度末の目標管理面接を始めました。以前はスタッフの負担を考えてなるべく短く済ませる努力をしていたのですが,ときには十分話を聞き,私の考え方や気持ちを伝えることが大切なんだなあ,と考えるようになっています。
あらためて考えてみると,私が管理職となる流れに入ったのは1998(平成10)年7月,主任看護婦(現在は「主任看護師」)に昇格した時からでした。その後前任者の退職などもあり,看護婦長(当時)に昇格したのが2001(平成13)年10月です。いずれもスタッフ時代から働いていた神経科病棟でのこと。長いつきあいのスタッフばかりだったため,「自分がスタッフのとき,こうあってほしいと思うことはやり,こうあってほしくないと思ったことはしないようにしたい」というごく素朴な思いをもってかかわっているだけで,行動・言動の意図するところをわかってもらえた感があります。
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