連載 医療安全確保のための看護提供体制を考える・7 厚労科研「医療安全確保のための看護体制のあり方に関する調査研究」より
診療現場に対する物流サービスの充実に向けて
東京大学医学部附属病院SPDセンターの試み
石澤 剛
1
,
池田 幸男
2
,
塚田 博明
2
,
大江 和彦
3
,
渡辺 茂樹
3
,
美代 賢吾
4
,
中島 克佳
5
,
入村 瑠美子
6
,
今川 美恵子
6
,
磯部 洋子
6
,
田中 千津子
6
,
上野 仁子
6
,
杉本 和郎
7
1東京大学医学部附属病院事務部医療サービス課(※前職)
2東京大学医学部附属病院事務部医療サービス課
3東京大学医学部附属病院中央医療情報部
4東京大学医学部附属病院医療機器・材料管理部
5東京大学医学部附属病院薬剤部
6東京大学医学部附属病院看護部
7(株)エフエスユニマネジメント
pp.70-74
発行日 2004年1月10日
Published Date 2004/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100426
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はじめに
東京大学医学部附属病院(以下,当院)では,2001(平成13)年9月に新入院棟が開院し,これを機に物品および物流を一元管理し,診療現場に対するサービスをより充実させ,病院経営に必要なコスト管理を可能とするSPD(Supply, Processing & Distribution)部門を24時間の業務体制で新設した。
本稿では,特に日勤帯以外の時間帯(17:00~翌朝8:00)におけるSPD業務にもフォーカスを当て,当院の診療現場で働く者にとっていかに必要なものかを,事例をもとに紹介していきたい。
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