連載 看護研究に役立つソフト・IT活用術・2
アイデアの発想・整理に活かす
猫田 泰敏
1
1東京都立保健科学大学看護学科
pp.529-535
発行日 2001年12月15日
Published Date 2001/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900649
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はじめに
看護研究はアイデアが勝負です。いろいろな考えが浮かんでは消え,しかしその一部は,実際に研究に活かされることとなります。そのため,アイデアの取り扱い方いかんで,研究の質は左右されます。
アイデアの整理の仕方は個々人さまざまでしょう。広く知られているKJ法などの方法論に基づくもの,指導を受けた教員のクセ,自分で体験的につかんだコツなどがあるでしょう。今回は「アイデアの発想・整理に活かす」がテーマです。発想や整理を支援するソフトを活用することで,研究の着想を得る,着想を整理する,研究計画を練る,論文を執筆するといった面で“研究名人”になるチャンスは確実に広がります。
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