特集 日本看護診断研究会・第2回学術集会報告
一般演題
1.看護診断導入における問題点について
大谷 利江
1
,
田渕 順子
1
,
沢井 雅子
1
,
吉井 友恵
1
1金沢医科大学病院・皮膚科・泌尿器科病棟
pp.138-141
発行日 1993年2月28日
Published Date 1993/2/28
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900123
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はじめに
今日,看護ケアを行なう上で,看護診断を取入れた看護を展開する必要性が日本でも多くの人々によって認識されるようになってきている。しかし,臨床の場での看護診断の実践が,必ずしも円滑に行なわれているとは言えない現状と考えられる。私たちも,2年前より看護診断を導入しようと試みてきたが,満足される看護診断を行なうことができなかった。そこで今回,看護診断の導入における問題点を明らかにするとともに,その問題点を解決しようと試みた。一病棟ではあるが,看護診断を導入し,看護の質の向上につながったと考えられるので,私たちの経験を紹介し御批判を仰ぎたい。
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