臨床からの期待

POSで行き詰まったこと

　平成3年の10月で滋賀医科大学医学部附属病院ができて13年になります。それと同時にここでのPOSの歴史も13年になります。

　私たちがはじめてPOSに取り組んだころ，プロブレムといえば医学的診断名が主流でした。医学的診断名のもとに何もかも盛り込んで記録していたために，結局アセスメントやプランが書けずに，SOSの記録ばかりでした。