臨時増刊特集 看護教育における教育方法 個性的学びを育むための新しいアプローチ 聖路加看護大学公開講座委員会編
第5章
Ⅰ.学生の立場からの事例
大石 泉
pp.359-362
発行日 1991年7月31日
Published Date 1991/7/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900033
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私の事例は,私が大学2年生の内科の実習で,1人目の患者さんは付き添いの方がいらしたので,私が持っていても患者さんのストレスになるということでその受け持ちを外されまして,2人目の患者さんが急遽決まったというところから始まります。
透析導入の患者さんを受け持つことになったのですが,当日,先生からその患者さんの名前と患者さんに関する簡単なインフォメーションがありました。私は先生よりも先に新しい病棟に行きました。入院直後だったこともあり,チャートには先生たちはまだ何も記載していませんでしたので,実際に患者さんに会ってからイメージをつかみたいと思って患者さんのお部屋を訪ねました。
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