連載 UIC大学院生通信―アメリカの看護教育・大学院生活・研究・3
留学生という立場で学んだこと
岸 利江子
1
1イリノイ大学シカゴ校看護学部
pp.518-519
発行日 2006年6月1日
Published Date 2006/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100306
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前号は,「留学生として生き残るために」について書かれていましたが,私も留学すると考えた時にまず浮かんだのは,言葉の壁を乗り越え,文化の違いに果たして適応できるのだろうかという思いでした。学生なので社会で働くのと比べれば責任は軽いのですが,外国で社会生活を営みつつネイティブの学生と同じようにやっていけるのか不安でした。どんなストレスが待ち受けているのだろう,慣れる前にギブアップするか追い出されるのではと不安でした。この夏でアメリカに来て3年になります。今回は,留学だったからこそ学べたと思うことについて書きたいと思います。
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