連載 —若手研究者による若手研究者のための—英語論文執筆のTips・8
若手研究者が英語論文の執筆で取り組んでいること,考えていること—筆者の独自調査から考える
植木 慎悟
1
1九州大学大学院医学研究院保健学部門
pp.74-80
発行日 2023年2月15日
Published Date 2023/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681202072
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筆者独自に調査を行った
これまでの連載記事の中で,「英文で論文を作成するテクニック」として個人的な工夫やコツを紹介してきたが,読者からは「痒い所に手が届く」内容だとして共感を得るお言葉をいただいた。こうした個人の工夫は,英語論文を書こうとしている多くの人にも使えるTipsになっていることを実感した。それと同時に,多くの人も同様に,各個人的な工夫(試行錯誤)をしながら英語論文を書いているのではないだろうかと思った。そこで今回は,私の周囲の若手研究者に数珠つなぎで「英語論文執筆の工夫」に関するアンケートに回答してもらった。その結果を紹介しつつ,筆者自身の考えも述べていきたい。
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